鉢作成例


使用する容器例

内寸法:上端28cm×下端22cm×高さ27cm,

15Lのバケツ。気泡は表面が平滑でツルツルなほどでにくい。


水と練り混ぜた本品を全てバケツに入れる。気泡を出来るだけ除くため固い床に何回かトントンと打ち付ける。

本品を底から上方に向かって押しつけながら引き上げる。平らなコテよりも円形の形状のスコップの背の部分を使うとよい。


最後に指で底に水抜きの穴をあける。

サランラップのような薄いポリフィルムで覆って養生する。1日で硬化するが完全な硬化には2~4日おいた方がよい。


硬化後、なかなか容器から取り出しにくいため太陽光に当てる。容器との膨張差で比較的楽に取り出される。


仕上げ材(SC-C)

抜き出した様子。外側には、大なり小なり気泡が残るが強度には影響がない。底に指で開けた穴がある。




外側の肌に気泡が残り見苦しい場合、その上から仕上げ材を塗り気泡を隠すことができます。

仕上げ材を塗る前に水を十分吸わせておきます。


1kgの仕上げ材を水で練り上げているところ。水の添加量は約50%である。


表面を塗っている途中段階。薄く塗らないとクラックがはいるので注意すること。

外側周り全てを塗り終えたところ。仕上げ材は色合いが異なるので全周面全て塗った方がよい。